高校野球、斎藤佑樹投手に学ぶ
夏の甲子園。夏の高校野球。
駒大苫小牧 VS 早稲田実業の再決勝戦!
ご覧になられましたか?
何でも再決勝戦に突入するほど白熱した戦いは、実に37年ぶりだとか。
会員の浅葱さまから寄せられたのコメントにもありましたように、
大阪桐蔭と早稲田実業の試合を見た私は、その時初めて見た
早稲田実業の斎藤佑樹投手の見事な投球をもう1度見たいと思い、
昨日8/21に行われました再決勝戦を作業する手を休めて見るコトにしました。
(15回延長の決勝戦は残念ながら見れませんでしたので...
ちなみに、斉藤祐樹ではなく「斎藤佑樹」が正解のようです^^;
...流石"はてな"さんのキーワード。)
延長戦の次の日で疲れているのではないか?という周囲の心配を他所に、
大した疲れも見せなかったクールな面持ちの斎藤投手の
始めの立ち上がりカタは実に見事でした。
3人を難なくアウトにした後、バッターボックスに立つ斎藤選手。
順調な滑り出しでしたが、5回表で少しピンチになります。
でも、表情はあまり変わりません。
5回は見事におさえましたが、6回にホームランを打たれます。
追加点を狙う駒大苫小牧のキャプテンと投手の田中選手。
その表情はクールな斎藤選手とは対照的に
どこか不安げでとても真剣な表情に見えます。
駒大苫小牧の応援団も熱が入ります。
ですが、その懸命さが伝わらなかったのか、
斎藤選手の投球に押さえ込まれ、
逆にそのウラに早稲田に1点追加されます。
また、7回ウラにも更なる追加点を許してしまいます。
ピンクの装いも可愛らしい早稲田の応援団もますます熱が入ります。
その応援に応えるかのように頑張る斎藤選手。
クールさと投球力はまったく衰えません。
田中選手も気を引き締めて頑張ります。
斎藤選手と勝負です。
田中選手に続けとばかり
駒大苫小牧の打撃人も黙ってはいません!
9回表、ノーアウトで駒大苫小牧の選手が
ツーランホームランを撃ちました!
2点追加です!
(ここでメモリーステック入れ替えのため
この決定的瞬間の撮影を逃す..ショック!(((ρT-T)ρ とほほ..)
ですが、追加されても斎藤選手は、
「少し打たれちゃったな」という顔はしましたが、
また淡々と冷静沈着に140キロ級の球を投げます。
信じられません。凄すぎます。
ピンチに集まったナインも皆、目を閉じ、
ひとつ大きな深呼吸をして心落着かせます。
この緊張感ある晴れ舞台に、
この威風堂々たる余裕はどこから?
斎藤選手は「マウンドに立つなら感情を出すな」と
周囲からアドバイスされたそうです。
なぜなら、
「おまえがそこで感情を出したところで何になる?」
と言われたからだとか。
まさにハンディキャップ理論を地で行くお話です。←クリック★
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』参照)
まめ知識★------------------------------------------------------
ハンディキャップ理論とは?
もともと実力のある者がより多くのハンディ(不利)を身につけることにより、
自分が確固たる実力者であることを示すことが出来る術を語る理論。
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※これは、恋愛科学のロジックでも説かれている理論です。
野球のように全国制覇を目指す勇士が集まる戦いの場で
激昂しがちなテストステロン(男性ホルモン)を理性でコントロールし、
常に冷静沈着さを失わないように装うコトは、
男性にとってハンディキャップになります。
ですが、燃えたぎる情熱をひた隠すことにより得る
冷静沈着さからくる余裕は、
戦う相手選手に対して多大なる見えない脅威として示すコトが出来ますし、
真の実力を伴う威嚇ある態度として相手を精神的に打ち負かすコトも可能であり、
戦う武器に成り得る、のです。
斎藤選手はそれを私たちに身をもって教えてくれたのだと私は考えます。
ですが、先に断って置きますが、それが計算された態度とは申しません。
彼はあくまで"無意識に動いている"だと申して置きましょう。
無意識ということはすなわち、元々、
「類稀な先天的なセンスが潜在的にある」のだと思われます。
また、投手としての実力もさることながら、
メンタル面での強さもずば抜けていると言えるでしょう。
もし彼がこの先いずれプロの世界へ行くとして、その才能が通用するか?
また、私の勝手な推測があたっているかは何とも申し上げ難いのですが、
騒ぎ立てる周りに踊らされることなく、
また、焦ることなく自分の才能を大切にし、
今後も大輪の華を咲かせ続けて欲しいなと思います。。。
もちろん田中将大選手も然りです。
p(*^-^*)q 頑張れー!
ツーアウトになった瞬間、やっと零れた笑みです。
早稲田の選手ももうじっとしていられない様子。
バッターの控えで鎮痛な面持ちの田中選手。
いよいよ最終対決です。
サインを読む斎藤投手。
顔をしかめ首を何度も振り、なかなか決定しません。
やっと決まりました。いざ!という表情です。
空振り三振ー!バッターアウト!!
試合終了です!感極まり集まる選手達!
斎藤選手。装っていた冷静さが崩れました。
初めて見せる涙です。
インタビューも凛々しく。
負けて涙を流すキャプテンの背中を優しく撫でる田中選手。
田中選手に涙はありませんでした。
なぜなら、全力で戦って悔いがないからだそうです。
潔い!立派ですね^^ ・・・ある意味、
斎藤投手の凄さを認めたからこその清さなのかもしれません。
彼をも納得させきれる良い試合だったという事でしょう。
表彰式。新たな歴史の誕生です。
何か真剣に見つめていますが...(^▽^;)
爽やかな感動をありがとう!。。。(*'▽'*)/
ちなみに、ウチのボスギャオスは、
田中将大クンは
将来プロ野球界で大物になるぞーと申しておりました^^
今後の田中投手の活躍に期待します!