人間という生き物
見出しがちょっとカタイですかね。。。
でも、最近いつもにも増して
「人間」という生き物について考えずには居られない自分がいます。
ちょっと前にネットで見て心にとまった雑学。
もうご存知の方も多いかもしれませんが。
▼「人間」の肉体の原価-------------------------ミニ雑学★
人間を「肉体という物質の値段」として計算してみると、
1人分の原価はわずか5,000円!ぐらいだそうです。
その内訳は...
<脂肪>は石鹸7個分、
<炭素>は鉛筆の芯が9,000本分、
<鉄分>が2寸釘1本分、
<リン>がマッチの頭2,200個分、
以上の合計が、5,000円というわけですね。
5,000円かぁ。。やっぱり
肉体って遺伝子の器でしかないんだよなぁ。。。
そう実感したのがその時の素直な感想でした。
人間も一皮剥けば、
同じ材料で同じ構造で創られている物体。皆一律なんですよね。
それと同時に恋愛科学を学び始めた頃に勉強した、
チャールズ・ダーウィンの「進化論」
リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」
をもう1度勉強し直してみたくなりました。
熟知するにはまだまだ。修行が足りてません。
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ギャオスにススメてみようかしらと思うと同時に
どんな解説なのかと自分も興味津々。
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あれこれ思い巡らせているとこれまた面白いDVDを知りました。
王様のブランチでも紹介された、
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BBC ワールド・アニマル・カップ ~スポーツの祭典 [DVD]
【作品解説】
世界中の生き物たちの中で最速の選手は誰なのだろうか?
最強のウェイト・リフティング選手は?
ハイ・ジャンプの頂点を極める選手は?
その答えが見つかるのがこのAnimal Games である。...(中略)
参加する選手たちが競技場に入場するとき、
通常は人間が行っている競技で競い合うために
全ての生き物たちは人間サイズ(1.85m)に規格統一される。
行われる競技は6種。
100mスプリント、ハイ・ジャンプ、水泳、
ウェイト・リフティング、そして射撃である。
この選手たちが見せるパフォーマンスの凄さは
人間のそれをはるかに凌いでいる。
例えばたった20mmしかないハンミョウが1.85mの大きさになったとき
その時速は800kmに達する...
上記にもありますように、
要するに人間のサイズにした動物たちのオリンピックなのです。
観客も審判員も全員動物!(笑)
日本語版で実況はいとうせいこうさんで、
解説は畑 正憲ことムツゴロウさんですし
構成はCGでも動作は全て実写と言いますからよりリアルでしょう。
紹介でチラっと観た限りですが、
映像は迫力満点!で、凄く笑えます(笑)
さすがイギリスのBBC。やることが違います。
詳細に至るまでキッチリと創り上げているそうです。
動物や昆虫が人間と同じ大きさになれば、
その身体能力たるや
人間の能力を遥かに超える!のです。
それもそのはず、彼らの歴史は人間より長く、
繁殖能力も1度に1〜3人ほどしか繁殖しない人間に比べると桁違いです。
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なんと、54トン!の重さを持ち上げるそうですよ。凄いですね〜^^
イギリスのBBCと言えば...
NHKスペシャルのプラネット・アース。
ちなみに、プラネット・アースの第2シリーズ、第5〜7集は、
10月1日から毎週午後9時〜9時59分総合テレビで放送です!
今から楽しみです^^♪
それから、
先日放送され、私も心躍らせながら観た
キヤノンスペシャル 地球創生ミステリー
TBS「プラネット・ブルー」
こちらもCGはイギリスのBBC。
感無量!感動しました!
自然と体当たりできた伊藤さんが羨ましすぎ!
私、伊藤さんになりたかったなぁ。
▼TBS 「プラネット・ブルー」WEBサイト
http://www.tbs.co.jp/planet-blue/
(↑コチラは壁紙。サイトにあります)
ギャラリーの写真は
地球の素晴らしさがギュッ!とつまったものばかり。
観るだけで心洗われます。心癒されます。
伊藤英明サンは番組中こう仰っていました。
【伊藤英明サンの言葉】
地球が生み出したプラネット・ブルーの海。
そこは無数の命で溢れている。
僕もハワイの海でたくさんの命に出逢った。
彼らは遠い昔からこの海で生き、命を受け継いで来た。
僕たち人間などとても適わない地球の大先輩だ。
と。そう大先輩なんですね。
人間の肉体の原価の話に戻りますが、
本来人間ひとりひとりに値段などつけられませんよね。
動物や昆虫の身体能力や繁殖能力に適わない私たちは、
脳を進化させ、
生きる術を「学ぶ」事で生き延びて来たのだと言えます。
ですが、人間が持つ「思考」と思考から生まれる「思想」、
それから「経験」、そして、それらを通して創られる「産物」により
人間は知らず知らずのウチに
地球で生命を育んでいるあらゆる生き物達以上の価値を
自分達にこじ付け、奢り高ぶって来たように思います。
また、その助けられた脳よって自らを淘汰しているようにも感じられます。
今、日本では恋をしたいと思わない人たちが増えているそうです。
男性で全体の約7%の人が、女性では約5%の人が
独身を貫く覚悟を決めているとの調査結果が出たそうです。
仕事をすることにより、
「世間に認められる快感」が「恋する快感」を上回り
結婚する事が自分にとって何もメリットを感じられないのなら
結婚する必要性も感じられなくなるでしょう。
今の時代を象徴するように
仕事をバリバリこなす女編集者が主体のマンガ。
その名も「働きマン」。
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現代人の働く姿や心理まで
細かい描写によって見事に描かれています。
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女性だけでなく働く男の心理も数多く出てきますので
偏った描写は感じられません。
この「働きマン」すでにアニメ化も決定し、
フジテレビで10月12日の深夜放送開始のようです。
▼「働きマン」公式サイト
http://www.hataraki-anime.com/
働きマン...
今、人は男女の性別を越え、
恋するより働くことで人間たる意義を実感しているのか?
人間の想念とは大変脅威的なもので、
背が高くなりたい人が自分の骨を切断してボルトで足の骨を固定し、
大変痛い思いをしてまで新しい骨を再生し身長を伸ばすように
「我欲」を強く持つことによって
カラダが傷つき痛む感覚さえ麻痺させ無視できるほどの威力を持つのですから
人間が生み育んできた物質界の文明社会を愛する強さゆえに
生命を愛する本能さえ威力を失うほど影響を受けても、
なんら不思議ではないように思えます。
ですが、このまま加速がつけば、
本当に恋する本能の威力は失われて行く一方なのでしょうか?
そのうち「恋」や「愛」という言葉もなくなり、
感情もなくなり、
出産も全ては人工授精で成り立つようになり、
結婚も形式だけで物事も全て合理的で効率だけが良くなる。。
そんな風に想像したらちょっと寂しくなりました。。。
それに、あながち考えられなくもない世界ですので
怖くあります。。(>_<。)。。
私たちは伊藤英明サンのように、生きている地球に直に触れ合うことで
「生命を育み受け継ぐ素晴らしさ」を
実感し、感動することが大切だと思いました。
私たちが本来あるべき姿を再認識するためには
原点へ戻ることで
生きた5感の感性を取り戻す必要があると考えます。
プラネット・ブルーに出演された
ハワイの伝統文化継承者キモ・ピハナさんが仰っていたように、
「自然を尊敬し、愛し、共に生きることが私たちの使命」
その通りだと思います。
たとえ自然の脅威に晒されるとしても。
そして、人間がどんなに進化しても、
母なる地球を求め、自然を恋しく想うのは人間の本能。
働きマンに出演するキャラクターたちが
疲れた時や落ち込んだ時に自然を求め山へ登るように、
人として何かを「愛しむ想い」だけは忘れずにいたいですね。
◆恋愛科学アカデミー(愛のスパルタ教室)
http://renaikagaku-a.com/
◆恋愛科学研究所(So-net公式サイト)
http://www.so-net.ne.jp/renaikagaku/
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