ブラジル敗退にて思うコト


2日の朝、王者ブラジルの敗退に魂が抜かれたようになってしまった。

その前のドイツVSアルゼンチン戦は、「メッシが出てこない」と言いつつも、
PK戦になった頃はさすがに眠気に勝てずウトウトと眠ってしまった。


でも、フランスVSブラジル戦だけはキッチリと起きてシッカリと見た。
のに、負けてしまった。
ショック・・・

サッカーのこと詳しくないのにも関わらず、
思ったよりショックを受けている自分にも驚いた。


あの、太陽の申し子のように明るいオーラと
「サッカーがめっちゃ好きだっ!」
と言わんばかりの満面の笑みを放っていたブラジルが負けてしまったのね・・・
見ていて気持ちが良くなるほどガッシリとした素晴らしいチーム力ももう見れないのね・・


そう思うと、なんだかポッカリと穴が開いたようで
ホントに寂しい思いでいっぱいになってしまった。
なんだろうこの気持ち。


でも、フランスはディフェンスが確かに凄かった!
あのブラジルが前に進めず、なかなかゴール前に入れなかったもの。
ジダンがこのワールドカップを最後に引退するって宣言しているせいか、
ジダンに有終の美を捧げるんだ!」
とばかりのチームの執念とも言うべき気迫に満ちていたようにも思う。
でもジダンは、あの華麗なドリブルをさり気なくするのね。


ウチの大怪獣が言うには、
ブラジルは98年のフランス大会決勝戦で、
フランスに敗戦したのがトラウマになっているんじゃないか?とのコト。
フランスに対して苦手意識が芽生えているかしら。


こうなれば、フランスに優勝して貰いたい!
ブラジルに勝ってあの喜びようだから、優勝なんてしたら
ジダン「僕はまだ引退しません!」
て言い出しかねない気がする。
それも見てみたいし。


なんにせよ、ブラジルが居なくなって寂しくなったのは、
日本選手達にはなかった一体感が彼らにはあったからかもしれない。


和を重んじることが日本の良さなのに、
その「和」の力さえ、今回の日本選手達の間には感じられなかった。
ジーコにも最後まで選手に対する愛情が感じられなかったし、
日本の選手達ひとりひとりが背伸びをするコトだけに集中しているようで、
なんだかギャクシャクしていた。


でも、巻はよかった!すごく光ってた!\(^▽^)/
緊張し過ぎで芝生に足がつかかって転びそうになってたし、
ボールが思ったところに飛ばなかったら
髪振り乱しのオーバーリアクションで思いっきりくやしがってたし、
自分のところにボールがこないと両手広げて
「ここだよここっ!」
って駄々をこねている子供のように催促してたし、
ホント、がむしゃらな姿がかえって勇ましくて凄くよかった。


もっと彼が走る姿、見たかったよ。


これをキッカケに、
4年後のワールドカップには私も少しはサッカーの歴史を学んで
今よりはマシに観戦できるようになっているかな。


サッカーの歴史も知らずただ闇雲にギャアギャア騒ぐのは好きじゃない。
私自身、サッカーに関してはまだ上っ面な知識だけだけら、
好きになるならどっぷりと浸るほど思いっきり勉強して好きになった方がイイ。
その方がもっともっと観戦してても面白くなるよね。
でも、そこまでサッカー好きになるか?はまだ疑問だけど。